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お名前.com VPS と さくら VPS とを比較してみた。


数年前から借りていたお名前VPS。借りた当初はそれなりに満足していたものの、使っていく内にいくつか気づいた事、やや不満な事などが徐々に浮上してきました。そこでよく比較される、さくらVPSを借りてみたので、この際それぞれに思う事とざっくりとした比較記事を書いてみます。

お名前VPSで気になった事

  • ホームディレクトリの位置がちょっと独特
  • ログインユーザー名と、ファイルオーナーのユーザー名が違う
  • アプリは基本的に自動アップグレードだが、必ずしも反映されない場合がある
  • yum update が失敗する
  • メモリの件(自動的にアプリが終了されてしまう)
  • デフォルトである程度環境設定できている

ホームディレクトリの位置がちょっと独特

デフォルトのホームディレクトリが
/var/www/vhosts/00_default/user
になってます。まぁ、慣れればいい、もしくは変えれば済む事なんですが、最初はやや違和感があります。

ログインユーザー名と、ファイルオーナーのユーザー名が違う

デフォルトで発行されたログインユーザー名は
vpsXXXXXXXX
のような名前で、/etc/passwd の中に登録されているものもこれですが、
実際にログインしてファイルやフォルダを作成すると、オーナー名は
webadmin
になります。
これも別に慣れればいい事なんですが...

アプリは基本的に自動アップグレードだが、必ずしも反映されない場合がある

自動アップグレードは楽チンで、最初の頃はもぅ何も考えずにまかせっきりだったのですが、例えばphpのパッケージは5.1系と5.3系とで分かれているので、デフォルトでインストールされている5.1系が放っておくと5.3系に変わるという事は無いようです。

yum update が失敗する

で、結局yumで手動バージョンアップを図るわけですが、お名前VPSではデフォルトではyumは使えませんが、コントロールパネルから自動アップグレード無しにするとyumが使えるようになります。
つまりここからはバージョン管理は自分でやる事になる訳で、とりあえず

yum check-update

すると、結構たくさんリストアップされるので、自動アップグレードには「?」という感じです。
で、Virusチェックのamavisd のところで、cannot upgrade になってしまいました。
ここだけ除外してやっちゃってもいいのですが、どーも後の事考えるとこの辺でハマリそうなので保留にしました。

ただ、yumで自分でバージョン管理するようにする、もしくはsshのコンソールからコントロールパネルでは出来ない設定をすると、その時点でサポートの対象外となります。
例えばsshの設定手順を間違えてログインできなくなったりすると、
OS再インストールするしかなくなってしまいます

メモリの件(自動的にアプリが終了されてしまう)

これは自分で直接体験した事では無いのですが、メモリ使用量が512MBを超えると、勝手にアプリが終了されてしまう問題があるようです。

僕はそれ程タフに使い込んでいるわけでもなく、直接この被害にはあいませんでしたが、予告も何も無く起こるそうなので、クリティカルなサービスを運営するのはしんどいでしょう。

デフォルトである程度環境設定できている

その他、Apache、php、mysql 等必須のアプリはプリインストールされいます。
ドメインを追加すると、そのドメイン用のディレクトリツリーが自動で作成され、Apache ネームバーチャルホストの設定も勝手にやってくれます。
また、デフォルトのMTA はpostfix。amavis と spamassassin もプリインストールされていて、使い始めは割と設定は楽だと思います。

さくらVPSで気づいた事

  • シリアルコンソールが使える
  • ディレクトリ構成はUNIXスタンダード
  • yum が普通に使える

シリアルコンソールが使える

なんつってもこれポイント高いです。ファイアウォールの設定間違えたりしても、ここからならログインできるので、自宅にサーバー置いて公開してる感覚なので安心!

ディレクトリ構成はUNIXスタンダード

ようするに、普通にCentosインストールした直後のサラの状態ですね。
やっぱりこの方がスッキリします。

 yum が普通に使える

なので、yumも普通に問題なく使えてます。

結局のところお名前VPSは、自分であんまり複雑な設定をやるのは苦手、分かりやすいコントロールパネルからの操作で管理を済ませてしまいたい人向けな気がします。
sshログインも用意されてはいますが、ただここで色々やってしまうと、いざという時にサポートは何もしてくれません。

コンソールを開いてゴリゴリと設定ファイルを書き、全部自分で環境構築していきたい人にはさくらVPSが向いていると思います。
僕はどちらかというと後者なので、さくらVPSを使い始めてみてとてもやりやすいと感じています。
デフォルトのMTAはsendmailが入っているだけなので、qmailやpostfix使う人はこの辺も全部自分で環境構築する事になりますが、最初から設定されてしまっているよりも、むしろ自分のやり方が分かっている人にはこの方がありがたい気もします。

さくらといえばクラウドでは出だしで大きくつまづいて大変な事になってましたが、VPSでは今のところ問題ないと思っています。今後しばらく使い続けてみるつもりです。

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